Nyusha
推しポイント
Nyushaは2009年にデビューしたロシアの女性歌手兼ダンサーです。歌唱力、ダンスパフォーマンス、曲のクオリティー、ヴィジュアル面の何れを取ってもトップクラスです。
若者向けな楽曲
この人の楽曲はアップテンポでキャッチーな曲が主流です。普通にドライブとかでも流せます。彼女の曲を聴いていると、おそらくロシアのイメージが変わると思います。ソ連時代とは一線を画した、資本主義時代の若者向け大衆音楽の象徴ともいえます。
エキゾチックな筋肉美女
ステレオタイプなロシア美人のイメージとはちょっと違います。ソースは見つかりませんでしたが、コーカサス系と思しき外見です。単に美人なだけではなく、かなり筋肉質な体型です。キレのあるダンスを見ていただければ、それも納得がいきます。
経歴
| 生年月日 | 1990年8月15日 |
|---|---|
| 出身地 | ロシア – モスクワ |
| 本名 | Анна Владимировна Шурочкина (アンナ=ウラジミーラワ=シュロチキナ) |
モスクワ生まれのロシア人で、彼女の父親も歌手でした。シンクロ選手のマリヤ=シュロチキナ (Мария Шурочкина)は彼女にとって母親違いの妹にあたります。
2010年代にヒット曲を連発。現在は既婚でお子様もいらっしゃるので流石に一時期ほどの勢いはありませんが、大物女性歌手としての地位は安定しています。
楽曲紹介
”Где ты, там я” (グジェ・トュィ・タム・ヤ)
タイトル意訳: 『あなたのいる場所に私も』
リリース年:2015
2015年の大ヒット曲です。東欧諸国のほか、中東やメキシコ、それにアメリカでもヒットチャートにランクインしました。このMVを撮影するに当たって、彼女はインド舞踊の特訓を受けたそうです。
色とりどりの4人のダンサーを引き連れて踊っていると5人組のアイドルグループのように見えます。これは陰陽五行説のエレメントをイメージしたものだそうです。
”Выбирать чудо” (ヴビラチ・チュダ)
タイトル意訳: 『奇跡の選択』
リリース年:2010
2010年の3rdシングルで、彼女の出世作です。歌詞はおおよそ、以下のような意味です。
“朝まで頑張れるでしょう? 自分の(貴方の)ベストを見せて!”
“Мо́жно” (モジナ)、”Мо́жет”(モジェッ)、 “Мо́жешь”(モジェシ)という単語が複数回登場します。いずれも英語の “Can” に相当する単語ですが、主語によって活用形が変わったものです。ロシア語、特に歌の歌詞では主語が省略されることが多いので、動詞の活用形のよって主語の人称を見分ける必要があります。
”Не боюсь” (ネ・バユシ)
タイトル意訳: 『私は怖くない』
リリース年:2017
人気がひと段落ついた頃の曲ですが、個人的にはベスト1です。私は夜道をドライブするときにこの曲を聴くのが好きです。
“嫌なことは忘れて。私は怖くないし、あなたも怖くない。だから安心してそばにいて。”
ちなみに、『私は怖くない』は「私は恐い人ではない」の意味ではなくて「私は怖れていない」の意味です。日本語って難しいですね(違)
“Выше” (ヴィーシェ)
タイトル意訳: 『もっと高く』
リリース年:2011
タイトルの通り、人気が登り調子な頃の曲です。いろんなヒットチャートで1位を獲得しました。
この頃のNyushaは何を着ても色っぽいなと改めて感じます。楽曲のクオイティも曲名の通り、トップクラスだと思います。
”Цунами” (ツナミ)
タイトル意訳: 『TSUNAMI』
リリース年:2014
2014年リリースの大ヒット曲。TSUNAMIはOTAKUと並んで世界に浸透した日本語の一つです。
同名タイトルの曲は世界中に数多ありますが、個人的にはこれが最高傑作だと思います。特に3:00前後の開脚ダンスには圧倒されてしまいます。
“Воспоминание” (ヴァスポミナニエ)
タイトル意訳: 『記憶』
リリース年:2012
ロシアだけでなく周辺各国でヒットチャート1位を記録した曲です。
先述の通り、私はドライブ中にこの人の曲を聴くことが多いです。気のせいか、トンネルに差し掛かるタイミングでいつもこの曲が流れている気がします。
“Тебя любить” (ティビャ・リュビチ)
タイトル意訳:『あなたを愛してる』
リリース年:2017
全盛期は過ぎた頃の楽曲ですが、同年リリースされた《Не боюсь》と並んで個人的にお気に入りツートップです。歌詞はシンプルで、ロシア語学習にうってつけです。
サビの歌詞要約:
“Я хочу тебя любить”(ヤハチュティビャリュビチ♪)「貴方を愛したい」
“И день и ночь”(イデェニイニノーーチ)「昼も夜も」
“Я хочу с тобою быть”(ヤハチュスタボユビチ♪)「貴方といたいのです」
“Не надо слов”(ニェナダスローーブ)「言葉は要らない」
“Не перебивай” (ニェ・ペレビヴァイ)
タイトル意訳:『邪魔しないで』
リリース年:2010
彼女の2nd シングルです。いくつかのヒットチャートで1位を獲得しました。出世作といえるのは寧ろこちらかもしれません。楽曲もさることながら、動画の演出も見事です。彼女のキレのある動きを見れば、妹さんがシンクロ銀メダリストというのも納得です。
それにしても、F●Iがこんな役回りって…(笑)
“Goalie Goalie” (ゴーレゴーレ)
タイトル意訳: 『ゴールキーパー』
リリース年:2018
イラン人・アメリカ人歌手とのコラボ曲で、2018年にロシアで開催されたFIFAワールドカップのテーマ曲。歌詞は英語(一部ロシア語)です。
サムネ左端はイラン人歌手のArash(アラシュ)。右から2番目はアメリカジョージア州の歌手兼作曲家Blanco Brown(ブランコ・ブラウン)。右端はキューバ系アメリカ人ラッパーPitbull(ピットブル)です。
一体どういう経緯でこのコラボが実現したのかがよくわかりません。Arashはアゼルバイジャン系イラン人で、アゼルバイジャン代表としてユーロビジョン出場歴があるので、そのあたりが接点と思われます。
いずれにせよ、イランにおいてロシアンポップの認知度は高く、ペルシャ語のファンサイトを多く見かけます。
“Антигейша”(アンチゲイシャ)
タイトル意訳:『らしくない芸者』
原曲:ВИА Гра – Анти гейша (2009)
3人組ユニット、ヌ・ヴィルゴス(Nu Virgos)のヒット曲を生でカバーしたときの模様です。冒頭の女性司会者は同ユニットのメンバーだったヴェラ・ブレジネワです。
ラストで抱擁しているのは作曲者であるコンスタンチン・メラーゼです。弟のヴァレリー・メラーゼも映っていますね。